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東京Vの西、タイのポリス・ユナイテッドへ移籍

記事の概要

東京ヴェルディは16日、MF西紀寛(33)が、タイのポリス・ユナイテッドへ完全移籍すると発表した。西は12月6日に契約満了が発表されていた。

西は1999年に市立船橋高からジュビロ磐田へ入団。磐田で13シーズンプレーした後、2012年に東京Vへ移籍。2013シーズンはリーグ戦35試合出場5得点、天皇杯2試合出場を記録した。

元の記事を読む→ 【2014年01月17日:SOCCER KING

こんなにいた!日本人サッカー選手in東南アジア

サッカーファンにとっては馴染みのある記事なのかもしれませんが。僕のようなサッカーのことはよく分からないという者がまず感じるのは、西って誰?ではなくて、タイ?なんです。

だって東南アジアみたいな暑いところでサッカーをやっていて、しかもプロリーグがあるだなんて思いもしませんから。でも最近多いんですよね。日本のサッカー選手が東南アジアのチームに移籍するってニュースが。

そこで東南アジアにはどれくらいの日本人サッカー選手がいるのかウィキペディアを見てみました。ビックリしました。(出典:ウィキペディア

現在の人数過去所属した人数
インドネシア48
カンボジア71
シンガポール2756
タイ4527
フィリピン32
ブルネイ01
ベトナム01
マレーシア01
ミャンマー41
ラオス10

なんと、過去に所属した国も含めるとアセアン10ヶ国すべてを網羅しているのです! ってか、アセアンすべての国にサッカーリーグがあったってことに驚愕!

特にシンガポールとタイが突出しています。シンガポールは今までに83人、タイは72人が所属してきました。調べてみたところ、シンガポールにはSリーグというのがあって12チームが所属、タイはプレミアムリーグという1部リーグで18チーム、その下に2部と3部まであるようです。

サッカーで友好促進!

サッカー関係の別のニュースで、Jリーグが東南アジアとの連携を強めているというのがありました。ベトナムのレコンビンがコンサドーレに来たのもその一環ですし、今年インドネシアの選手がJリーグに誕生するのも然りです。

レコンビンの例でいうと、彼がコンサドーレでプレーしたことで、ベトナム人の札幌や日本に対する認知度や好感度が上がり、札幌の人たちのベトナムという国への関心の高まりを生み出しました。そこを出発点として文化面の交流や経済面での交流へと拡大していく可能性は十二分にあります。両国の友好にも寄与します。

サッカーというスポーツはそういう力を持っているのでしょうか? ネット上では日中の右寄りの方々が非難合戦を繰り広げていますが、サッカーの話題になった瞬間に、中国人は日本のサッカーはすごいよなと言い、日本人は中国もレベルを上げてきてるよなと、とたんに互いを認め合う空気になります。(そして韓国のサッカーを非難する点で完全に団結する。笑)

日本と東南アジアとの交流強化、友好促進のためにも、サッカー界での日本の東南アジア進出、合わせて東南アジアの日本進出も拡大させてほしいと思います。